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ART OSAKA 2021に行ってきました。

最終日になりましたが、ART OSAKA 2021に行ってきました。

今回は大阪市中央公会堂、4階での開催でした。
国指定重要文化財だけあって、ブースの上に見える天井がとても綺麗です。

最終日なので、人気の作品なんかは売れてしまっているのだろうなと思いつつ、作品を眺めておりました。

スペースは公会堂の中で行われた会場はとても綺麗で良かったのですが、
ブースがこじんまりとしているので、自然に小作品が多かった印象でした。
聞いた話によると、若手のペインターの作品が人気のようです。

私の作品が展示されていたのは、The Third gallery Ayaです。

 

25周年で取り扱い作家の作品が見ることができました。

牛腸茂雄さんの双子の少女の作品があり、
好きな作品でした。

こちらが私の作品「私の本当の名前」です。2006年の作品で懐かしい。東京のスタジオで撮影したのですが、真上からの撮影がなかなか難しかったことを覚えています。
この作品は実際の作品のスモール版です。
実際の作品は、特殊な額を作ってもらい女性を撮影した写真の上に押し花をしています。
展示期間中に押し花が赤い液体が出てくるので、少しおぞましいイメージです。

このスモール版はその作品を撮影した作品になります。
ガラスケースの中に入った女性のように見えるように厚いアクリル加工を施しています。

小さい作品ですが、私の作品に気づいてくださった方がいるといいのですが。
お越しいただいた皆様ありがとうございました。

日本映像学会の研究会で発表

6月26日に日本映像学会の関西支部の研究会で発表をしました。

私の題目は『パンデミックの映像制作と作品の変容』でした。

内容は下記の通りです。

2020年11月に個展『Diary 2020』を開催した。展示された映像は作家の日記的要素を含み、パンデミックの影響を否が応でも受けた内容となり、おのずと社会的要素を強く持ちあわせることとなった。展示作品は《愛の無表情》、《Project ‘Doors’》、《パーテーションズ》のパフォーマンス的要素を持った三つの映像である。今までとは異なる方法を用いて、三つの映像すべてに自身が出演し、撮影から制作まで全て一人で制作した。例えば、《愛の無表情》は別々の男女の映像に見えるが、作家がアプリの男女変換機能を使用し、一人で演じている。発表では作品が社会の影響を受けどのように変化したか、そして、個展後から現在の作品に至るプロジェクトの変化に注目する。自粛や社会活動の制限されている環境下での一作家の思考と制作活動の過程や変化をこの三作品を通して発表する。

上の画像は使用したパワーポイントの資料。

ドローイングは2019年のもので、2020年には「Love Has No Face」として完成しましたが、

どのように変容していったかなどについて述べました。

同時に自分が使用しているインスタレーションというメディアは、時代の中でどう変わっていくのかという問いも入れた上での発表でした。

日本映像学会関西支部第91回研究会

6月26日 午後2時開始
研究発表1:「作品の周りのもの」から考える 発表者:山田聡会員 (名古屋造形大学)
研究発表2:パンデミックの映像制作と作品の変容 発表者:稲垣智子会員(美術家)

Super Studio Kitakagayaでのインタビュー

もう昨年の9月のことでしたが、インタビューを撮影していただきました。

360度カメラで撮影した豪華な試みです。

You Tubeから抜粋:大阪市住之江区北加賀屋にあるシェアアトリエを含む複合施設「Super Studio Kitakagaya」が開催する「Online Open Studio Vol.1」(2020.10.1-31)の企画で収録した、スタジオに入居するアーティスト・クリエイター13名のインタビューです。各作家に、制作のテーマからスタジオの使い方等を語っていただきました(聞き手:おおさか創造千島財団事務局)。

Super Studio Kitakagayaでの紹介はこちら

撮影していただいたのは、2019年6月から2020年3月までの私のスタジオだったところです。
左のプロジェクションにはProject ‘Doors’が映っています。

Project ‘Doors’ in 2021

2021年のProject ’Doors’は3月までいたSuper Studio Kitagayaで撮影をしました。
上の写真は3月にあったオープンスタジオでの展示の様子です。

スタジオの入り口にある大きな鉄扉です。
前の道路は交通量が多くて、車の音を避けての撮影でした。

絵を始めたこと

  私は今まで映像やインスタレーション最近始めたを主に作っている。
インスタレーションにはスペースは必要だし、観客の存在が必要不可欠である。
世界的パンデミックによって、展覧会はなくなったり、海外に行くことも制限された。
この環境で作品を作り続けることについて改めて考えた。
どこでも作りたい時にできるメディアに目が向いた。

その一つには映像があった。
映像は今までも作っていたが、2020年は今までとは違って一人、または二人で制作できるものにした。
自分も出演したし、撮影もした。

もう一つ、絵も描いてみた。
絵は、どこでも、誰でも、一人でも、観客がいなくても、

電気がなくてもできる。

どんな人にも開かれたメディアである。
病気になったり、貧乏になったり、弱ってもできそうだ。
こんな世の中になって、自分にある弱さをもっと認めてもいいと思った。
弱さがあることを認める。
繊細な今まで見えなかったことに目を向けたい。
小さな傷に敏感になる。
ひび割れていたり、破れていたり、擦れたり、か細い引っ掻きでできるものが良い。
弱さが表面に滲み出でるものがいい。
それにしては表面に現れた表現はまだまだ強いかもしれない。
絵には、逃げている人、花、道、爆発をモチーフにした。

これらはまだ作品にはならないかもしれない。
私のここのスタジオでの創作はまだ過程の途中にある。

アーティストの冬眠/アーティスト・イン・レジデンス2

撮影は行われました。
撮影に木祖村に在住の方々や、関連のある人に協力していただきました。

編集は大阪に帰ってからです。
完成には時間がかかりそうです。

アーティストの冬眠/アーティスト・イン・レジデンス

2月15日から20日まで「アーティストの冬眠」へ行っていました。という魅力的なお名前のアーティスト•イン•レジデンスです。
私が派遣されたのは長野県にある木祖村。
美し山の連なりに囲まれ、人間が自然の中に住まわせていただいてるような感を受ける地域です。
「アーティストの冬眠」というだけあって、ゆっくり休んでもよし、作品を作ってもよしとアーティストのことを考えてくれたようなレジデンス。雪が真っ白に積もった美しい景色を眺めたり、長野に移住した友人に会ったり、スキーをしたり、その他いろいろ充実した日々を満喫しました。

私の場合は、プロジェクトの撮影したくてこのレジデンスに応募しました。プロジェクト「パーテーションズ」という作品で、きっかけになった映像は大阪のスタジオ(SSK)で撮影しました。