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狂転体展@CAS、大阪

3月に+1 artで行われた狂転体展の巡回展が、CASの新スペースで始まりました。

私の作品は同じ作品がひとつですが、角度を変えて展示しているため、見え方が異なります。
もう一つの作品は、場所によって写真を変えるので、今回の方がわかりやすい作品になっています。
+1 artを見た人にはわかるかな。
場所が変わると同じ作品もガラッと雰囲気を変えるものですね。

4月30日(土)16:00からはアーティストトークがありますので、ご興味のある方はお越しください。参加費は¥500です。

私はその日は残念ながら参加はできませんが、美術家以外の方、デザイナー、和菓子職人、音楽家などの方も展示する豊かな展覧会ですので、さまざまな人にも楽しんでいただけると思っています。

会期 2022年4月16日(土)~4月30日(土) 14:00-19:00 火・水休み
場所 CAS
オープニングレセプション:4月16日(土) 17:00~¥500(1ドリンク付き)
アーティストトーク:4月30日(土) 16:00~(参加費¥500)
詳細 http://cas.or.jp/2022/Kyotentai/index.html

参照 狂転体展@+1 art

美術作品を持つこと

美術作家ですから、やはり芸術が好きで、いいと思う美術を保有したいという気持ちがあります。
自分の作品の保管だけで大変なので、他の人の作品を持つということは最小限にとどめたいと考えています。
それでもどうしても欲しくなる作品があったりします。

私が興味があるのは、日本で美術の歴史に残りそうな作品(ほとんど持っていないけど)。
あとは有名無名に関わらず当たり前ですが惹かれる作品です。
ジャンルは絵画や版画が多いです。
展示を見てその日初めて知った作家さんの場合もあります。
自分の日常と異なる空気を纏い、その世界に誘ってくれるような作品に魅力を感じます。

アートフェアでは若い作家さんの作品が売れているそうです。
現代美術はそういう傾向があります。
その後の作家さんの未来の作品を気にしてほしいし、
本当は若手だけではなく中年以降も作り続けている人の作品の素晴らしさも発見してほしいと思います。

作品を購入したことがない人も多いと思います。
作品購入には、アートフェアやギャラリー、作家さんに直接話をする、またはオークションなどの方法があります。
私は今回初めてオークションに参加し、落札しました。
オークションは意外に気軽な方法かもしれません。

オークションであったパイロットプラント展で私も初めてオークションで落札しました。
思っていたより簡単で、購入するときも駆け引きがあるので、ワクワク感があって好きな人は好きかもしれません。

私も気に入った作品を購入しました。これらのどれかです。

大野浩志さんの絵画作品、Transfer2022のシリーズ


瀧弘子さん『沈む船』

リストを見てあらかじめ決めて、実際に見て決めましたが、どの作品にするかは迷いました。
展示を見て、リストの時はピンとこなかったものでも、実際に見ると好きな作品もありました。
素材感とかサイズ、実際に作品は見ないと本当の良さはわからないです。

私の作品も落札されました。
誰かはわかりませんがとても嬉しいです。

私の作品が購入され、そして私も作品を購入する。良い循環が生まれるといいなと思いつつ。

日比谷OKUROJIアートフェアにて映像上映中

日比谷OKUROJIアートフェアにて「愛の無表情」を上映中です。
The Third Gallery Ayaの作家として出ています。
https://www.hibiyaokurojiartfair.com


今回英語字幕をつけてさらにくさい台詞回しが視覚化されるようにもなりました。
パートナー探しや婚活中、一人でいるにしろ、これからの人生をどういう単位で生きるかと考えた人にはさまざまな意味で考えるというか、刺さる内容ではないかと思っています。
3分30秒の短編映像です。

上映の詳細はこちらになります。(日比谷OKUROJIアートフェアHPより)

+1artで狂転体展が始まりました。

昨日から狂転体展という名の展覧会が大阪、谷町6丁目にあるギャラリー、+1 artで始まりました。

狂転体 展
場所:+1 art
会期:2022年3月9日(水)ー26日(土)  PM 12〜7(最終日 〜PM5) 
休廊日:日・月・火 休廊
パフォーマンス:3月26日(土) PM 3時〜 無料 要予約(sasaokatakashi@gmail.com)

私は鏡と写真を使用したトリッキーな作品を展示しています。
シリーズとしてはデカルコマニーシリーズと同じ作りです。
写真は人物ではないというのが、いつもと違います。
見ていただいた方の感想を聞くと本物と思ってしまうようです。
なんの事やらって感じですよね。興味がある方は是非お越しいただければ幸いです。

狂転体とは?と思う方が多いと思います。
私も最初そうでした。

もともと「狂転体」は、1977年に結成されたグループで、1983年に活動を休止されたようです。
『シュルレアリスムの再認識』をテーマにメンバーが入れ替わりながらワークショップが続けられています。
メンバーは美術作家だけではなく様々な分野の方々ということもあり、今回も音楽家の方や、老舗和菓子屋さんもメンバーとして入っています。

今回はその主要メンバーであった、柴辻秀彦、鬼頭俊、笹岡敬に加え、石田嘉宏、稲垣智子、岡本奈香子、松尾藤代、明界要介も加わりました。
かなり実験的な展示になっています。
是非、お越しください。

+1artでの発表後、奈良県桜井市の元寿司屋、大阪のCASでも展開を予定しています。

パイロットプラント展について2

大阪、CASでのパイロットプラント展が2月26日から開催中です。
3月12日にはオークションがあります。
作家としてはドキドキです。

パイロットプラント展「transfer」のリンクです。
http://cas.or.jp/2022/Transfer/index.html

前回のブログに書きましたが、ドローイングを出品する予定でした。
しかし、サンプルを作ってるうちに写真作品になりました。
より伝えたいものが表現できると思ったメディアが写真でした。
二つの写真を折った作品で、表裏どちらも作品として鑑賞できます。


作品番号: 5501
作家名: 稲垣智子
タイトル:Decalcomanie -Transfer
素材:写真
サイズ:210x 210 mm
制作年:2022年
最低落札価格:¥12,000
備考:額込み。両面の作品です。表裏どちらの方向からも見ることができます。CAS特別バージョンです。
オークション出品の作品詳細:http://pilotplant.net/2022Hanaten/sakuhin/5501.html

オークションですので、皆さまの参加お待ちしています。
オークションの参加方法はこちらに記載されています。
http://pilotplant.net/2022Hanaten/sanka.html

関連作品
https://tomokoinagaki.com/artworks/decalcomanie2/
https://tomokoinagaki.com/artworks/decalcomanie/

パイロットプラント展について

昨年11月から12月に個展をさせていただいたCASが新しいスペースに移転されました。

新スペースのグループ展にて私も小品を出品予定です。

展覧会名:パイロットプラント展
会期:  2020年2月26日(土)〜3月12日(土)

テーマは「transfer」。
さまざまなアーティストの小品が見られます。
作品はオークションで販売し、落札価格の3割をCASに寄付し、運営に協力するという展覧会です。
最終日にアーティストトークとオークションを予定しています。

詳細はCASのHPに案内が掲載されましたら、こちらでもご案内致します。


上記の画像はCASでの個展の時ですが、同じドローイングのシリーズを出品する予定です。

オークションというと映画で見るようなセレブ専用のような、クリスティーズなどのオークションをイメージしてしまうかもしれません。
もっと身近なものだとヤフーオークションがありますね。

アートのオークションと言っても、小さなオークションですが、ギャラリーやアートスペースで行われる形態がどういったものか一度見てみたいと興味がある方も是非お越しいただけたら楽しい経験になると思います。
作品をいつもより安く購入できたり、または人気で値段が高騰したり、ゲーム感覚や遊び心をくすぐるかもしれません。
作品を購入したことないけど、購買する目で作品を見るのも視点を変えることができますよ。

11年目のお仕事

今日は仕事始めである。
アーティストとしての仕事、一般的に想像される仕事とは違うかもしれない。
私は作品を作ることだけではなく、芸術を通した仕事をして、私は生活の糧を得ている。

そのうちの一つは芸術教室をしていて、子どもから大人までさまざまな人たちと一緒にアートを楽しんでいる。
もう何年も通ってくれている人たちもいてもう感謝しかない。

私たちが作ってきた教室はARTCA芸術教室といい、
ARTCAは日本語では、「アートの力」と書いて「アートカ」と読む。
今年11年目になる。

もうたくさんの人たちと一緒に、たくさんのものを作ってきた。
おかげで私はさまざまな素材や、簡単な方法でものを創作することに詳しくなったと思う。

http://blog.livedoor.jp/artca/

私の人生の中で大切なものの一つになっている。

初めたばかりの頃は、まったくお金にならなくても、朝目覚めて教室があることに感謝したものだった。
今は絵画教室を発端にして、地域と結びつくことができたと思う。

改めて私は感謝している。

2022年新年のごあいさつ

2022年あけましておめでとうございます。

1月1日は近くの塩屋浜から初日の出を見ました。
予定では日の出は7時6分ということだったのですが、海のちょうど上に雲がかかっていたため日の出はなかなか見えませんでした。
雲の上に太陽がやっと出て、強くて美しい朝の光を新年早々見れたことは良い経験でした。

日の出は特別ではなく、毎日起こっているのに、つまりこんなに美しい毎日が日々訪れていることに
気づける自分であるように、この一年を過ごしていきたいと思います。

黄金に輝く太陽です。

岸和田市立図書館の本棚リレー

岸和田市立図書館で「本棚リレー」で本の紹介をしました。
岸和田市で活躍、または、岸和田市にゆかりがあり、全国で活躍している方々がおすすめ本を紹介するというコーナーです。

推薦した本は芸術に関わる本ばかり10冊。
そのうちの8冊は岸和田の人に手にとってもらいやすいように図書館にある本から選びました。
おすすめの文章を書くのは楽しかったです。

興味がある人は岸和田市立図書館のHPをご覧ください。
https://www.city.kishiwada.osaka.jp/site/toshokan/tosyokan2020-hon7.html

おすすめした本
①『グレープフルーツ・ジュース』 オノ・ヨーコ/著 講談社
②『はいくないきもの』 谷川俊太郎/文 皆川明/絵 クレヨンハウス
③『不思議の国のアリス』 ルイス・キャロル/著 草間彌生/挿画 グラフィック社
④『ジョージア・オキーフとアルフレッド・スティーグリッツ』
ジョージア・オキーフ/画 アルフレッド・スティーグリッツ/撮影 岩波書店
⑤『千利休 無言の前衛』 赤瀬川原平/著 岩波書店
⑥『花と人と生きものたち 丸木スマ画集』丸木 スマ/画 丸木 位里/編集 丸木 俊/編集 小学館
⑦『片岡球子展 文化勲章受賞記念』
片岡 球子/画 朝日新聞東京本社企画第一部/編集 朝日新聞社
⑧『独立国家のつくりかた』 坂口恭平/著 講談社
⑨『バッコスの信女􏰀ホルスタインの雌』 市原 佐都子/著 白水社
⑩『Prints, Books & Things』Kiki Smith/著 Wendy Weitman/著 Museum of Modern Art

丸木スマさんの絵画は最近見る機会が東京都美術館でありました。
上野アーティストプロジェクト2021「Everyday Life : わたしは生まれなおしている」に行ってきました。

今までは画集でした見たことがなかったのですが、本物は描かれたばかりの新鮮な気持ちが宿っていて、生き生きとしていて、その上、スマさんの生活や描いた当時の年齢から来るのでしょうか、鮮やかながら少ししっとりとした落ち着いた色合いの深みのある作品でした。

スマさん自身を超えていく豊かな表現と、それでも滲み出る個の塩梅が気持ちのいい作品でした。

個展「ホワイトアウト」終了のお知らせ

CASの個展が11月27日に終了いたしました。

なんばでのCASの場所最後ということだったのもあり、本当にたくさんの方々にトークも展示もきていただきました。

トークは文化研究者である中西美穂さんの的確な進行で、中西さん、CASの代表でもある笹岡敬さん、私が自然にお話しすることができました。
お越しいただいた皆様にも心からお礼を言います。


撮影:大野 浩志
写真はトークの様子です。
ご興味のある方はYouTubeにさっそくあがっています。
https://www.youtube.com/watch?v=FFQlYxSOWFE

CASで個展をするのは19年ぶりながら、CASという団体をはじめ、約20年間に出会った人たちの温かい応援のおかげでアーティストを続けることができているなと改めて感じました。
展覧会は構想、制作、個展への具体的な準備、搬出まで、平坦な道のりもありますが、山も谷もあります。
この過程の中で揺れ動く思考、技術、そして様々な感情を通して自分は成長させてもらっていることを感じました。
展覧会が自分自身にとって感慨深いものとなりました。
それは関係者はもちろん、制作にご協力いただいた方々、観客も含め関わっていただいた人々のおかげです。
ありがとうございました。


廊下にはProject’Doors’

奥のスペースはパフォーマンス後はパフォーマンス映像を投影し、インスタレーションになりました。

パフォーマンス時の記録写真と使用したグラスです。写真:大野 浩志

パフォーマンスの映像はこちらでも鑑賞できます。
https://tomokoinagaki.com/blog/390/