現代アート年を終えて1

2019年は岸和田文化事業協会のテーマが現代アート年ということで、私が一年間のアート・ディレクターをしました。その業務も3月31日をもって終了し、終わってしまえば忘れてしまうのですが、この一年は忙しかったのか、いろいろあったので、「現代アート」年に何を行なったのか振り返っていきたいと思います。
大きくは一年に映像の公募展と展覧会というイベントを行いました。

最初にしたのは「JISEN CONTEMPORARY SHORT FILM & VIDEO」という公募と推薦の短編映像の展示です。公募から始まり、推薦と混合で1ヶ月に1人ずつ10分以内の映像作品を紹介していきます。5月から翌年の3月まで自泉会館のロビー付近に映像を投影し、毎月変えるという試みで、現代アートに興味がない、通りがかりの人やライブの待ち時間中の人など、多くの人に見てもらえる機会になりました。作品の種類は多様で、展示期間は長かったので、さまざまな種類の表現方法と長くみられる機会を得て、自然に現代アートに免疫がついた人も絶対いるはず。
どんな作家さんのどの作品を展示したのかの詳細はHPを覗いてみてくださいね。

現代アートが人を呼ぶことができるのかは置いといて、身近にあって、見慣れて親しみを持っていくことが必要だと思う。だから、映像たちはたぶん多くの訪問者の隣の人的な距離感を持って、自身について映像で語ったのではないでしょうか。
それが功をなしてか、2020年度もロビーの映像案は続くことになっているようです。どんな形になるかはまだわからないのだけれども。
一年限りのことがこうやって続いていくこと、続くことに意味がある、生まれていくこともある。岸和田に少なからず愛着を持っているものとしては、この地でで映像が育っていってほしいですね。